家もしくは親類縁者に関するメモ。
帰省
天候に恵まれて 数日前に父から電話があり,大事な用があるので時間があるときに来てくれということだったのだが,その後,その父のほうからは都合がいい日は今日だけだと連絡があった。 昨日も夕方突然の雨があり,天候が不安だった。というのも,湘南新宿ラインを使わなければならないのだが,最近
労働法手帳
祖父 浩ひろし の翻訳書。 フェルディナンド・グリュール著『西ドイツの管理者のための労働法手帳』(日本鉄鋼連盟, 1967年) 鉄鋼連の西ドイツ視察に同行した際,当時の日本の労働法と制度がかなり異なることに興味をもち,翻訳するに至ったという。 同書91頁「本の紹介にあたつて」
法事
四十九日 叔父の法要だった。長い闘病生活をしていたという。私は一度もお会いしたことはない。ただ間接的に聞くに,知性的であり,お世話になった病院の方々が敬意を抱くような人格者であったらしい。 もしも来世というものがあり,そこが生前の生き方に相応しい酬いを受ける場所であるというのであ
納骨式
本家 先月花巻から取ってきた骨を墓地に納めるというので,東京の実家に行ってきた。 実は私の父の母(つまり私の実の祖母にあたる)は,父が中学生くらいのときに亡くなっているが,今まで本家の墓に埋葬されていた。 ところが,祖父は自分の墓を都内に買ってしまったので,本来はすぐに本家から移
夏目漱石の書簡
調べ物 来年度科目時間割の提出期限が今日だったので,それを提出しにいった。それで時間があったので図書館で調べものをした。 一つは,17世紀オランダで広く読まれたホラティウスの寓意画集であるが,稀覯きこう書であるため,どういう状態であるのかを確認しておきたかった。 この書が重要であ
七回忌
祖父 祖父の七回忌があり,前日実家に一泊した。法事とはいえ,非常に質素に終わった。祖父の日常も質素だったし,その葬儀も質素であったから,当たり前といえば当たり前のことかもしれない。 祖父は有名な人間ではない。日本鉄鋼連盟の役員であったこともあるが,それでもそのことを世間の人が知っ