石神井公園
実家の用事が終わって最寄り駅に向かい始めたとき,「天候もいいし,久々に公園にでも行ってみよう」と思い立った。実家に来るときには,時間的にも体力的にも余裕がなくてそのまま帰ってしまうのだが,何故か「折角だから」と思ったわけだ。
さっそく鵜がいた。
そして公園と言えば,何の代わり映えもしない“カモ”だ。
しばらく行くと円形劇場のような広場がある。
更に進んで行くと,奇妙なオブジェが見える。
『聖衣』という名称らしい。
名前がわかったからといって,何かが理解できるわけではない。作者本人は次のように述べているということだ。
ある日、彫刻に白い布をかけていたのを見て、聖衣のイメージが浮かんだ。三保松原の羽衣や仏の袈裟もダブルイメージになって、石神井公園の池の中に人工島をつくり、イタリア産大理石で「聖衣」をつくった。
http://misawa-kenji.com/projects/cloth-1-ja/
まあ,説明を受けても,何やらわからない。
休憩
続いて,道路を渡って,三宝寺池へ。やはりここにも“カモ”。
池を周る前に,少し休憩する。知る人ぞ知る「豊島屋」。
甘味がほしくなったので,「そばがきしるこ」を頂く。ちょっと硬めで噛み切る感じの餅が入っている。
先客はいたのだが,これを待っている間に出ていったので,ガランとした場所に私一人だけだった。しかも,かなり待たされたので,だんだん寒くなりかけていたのだが,そのためか程よい温かさに感じた。
久しぶりにゆったりとした贅沢な時間を過ごすことができた。
三宝寺池
店を出てから,ぐるっと三宝寺池を時計回りに周る。
先ず,「石神井城址」。
そこからまた少し行くと,何だかわからん祠が。「水神社」と言うらしい。
もう少し進むと,左手に鳥居が。「宇賀神社 穴弁天」と言うらしい。
右手には「厳島神社」が。
そこから続く東屋。
神社を裏手の方から眺める。(手前は地下水を汲み上げている場所。)
更に,ここからぐるっと周って大分進んだところに「湧水」がある。
変なもの……
その近くに見付けた“変なもの”。樹の根なのか幹なのか……
いろいろある。
その先には広場のような箇所がある。昔は木製のカビが生えかかった台が設置されていたが,今では撤去されて,綺麗になっている。
予備校時代には,よくこの裏のあたりを徘徊し,適当なベンチに寝転びながら英語の本を読んでいた。
もうそのときの面影はなくなっているが……
帰途へ
こうして大急ぎで池の周りを巡ったが,地形は昔から変わらないので,懐かしかった。
そろそろラッシュアワーに差し掛かった頃だったので,石神井公園駅方面に向う。その途中に植栽園が出来ていた。
これが石神井公園サービスセンター。
このところ天候不順と花粉症による体不調が重なり,ろくに長距離ウォーキングに出掛けることができずにいたが,ウォーミングアップにはなっただろう。