インストレーション

MGU

お手伝い

久しぶりに openSuSE のインストール作業をやった。といっても,FO先生のマシンである。

Linux マシンを動かしてみたいとのことで,プリインストールされていた Turbolinux の設定に梃子摺っていたとのことだ。それであれば,もう少し汎用性のある Debian か SuSE を入れたほうがいいのではないかとお勧めしたところ,そうしようということになった。

インストレーション自体はそんなに手間がかからないと思い,作業は午後1時前から行ったのだが,6時ぎりぎりまであれこれ手を尽くして,結局何もできなかった。

困難

先ず,手元にあったネットワークインストール用のディスクで作業しようとしたのだが,ブートできない。他のブータブル CD を幾つか試してみたのだが,全く問題なくブートする。しかし,そのディスクはダメなのだ。

そこで,今度は,DVD の iso イメージを焼き付けようと,一旦,生協に行き,DVD-R を購入してから,iso イメージをダウンロードしたところ,サーバに不整合があるのか,md5sum の値が合わない。それに,システム全体が含まれていなければならないはずなのだが,1G に満たない。試しに DVD に焼き付けてみても,ブートしない。

酷い話だ。何度かやり直してみたものの,結果は全て同じ。

やるだけやる

そこで作業を止めて次回というのも FO 先生に申し訳ないので(というよりも,お互いに出校日や時間が合うかどうか),やるだけやってみようと思い,SCSI 接続と USB 接続ができる外付け HDD で試してみることにした。つまり,私のマシンにその HDD を SCSI で接続し,そこにシステムのインストールを行い,ルート設定の段階で,USB 接続によって FO 先生のマシンに接続し,GParted を利用して,全てのパーティションを移植した後,Grub フロッピーから起動して,残りのインストレーション作業をそちらのマシンで行うという方法だ。

ところが,フロッピーから起動できたものの,システムが立ち上がる際にエラーが出る。それを読むと,どうも,SCSI 接続でインストールされたシステムは /hd* として記録されていて,システム起動時に /sd* を探しにいってしまうので,データに不整合が出てしまうというわけだ。SCSI でのインストール作業だけで2時間半くらいかかったため,そのエラーが出たときには,6時20分前ぐらいだった。

結局

それでそこで作業は中断し,私が本体を預かって,しばらく検討してみることにした。最初からそうすれば FO 先生に無駄な時間をとらせることもなかったのだが,まさか最初のインストールディスクがブートしないなんて予想もしなかった(というより,したくなかった)。

どうやら SuSE で HDD の認識とビデオカードの認識はするようだから,多分,初期インストールさえすれば,後はハード上の問題は生じないんじゃないかと思う。

でも,これだけは最後まで終えないと何が起こるかわからないからな。一度,最後までシュミレーションしてから,再度,インストールしてみたほうがいいかもしれない。


旧ウェブ日記2008年7月31日付

タイトルとURLをコピーしました