虚言
先日送った内容証明に対する回答書が予想通り「普通書留」で届いた。業務内容的に外部に知られると問題だからだというが,私はそれは虚言だと思っている。
実際,その回答は論点擦り替えの虚偽を犯している。これが誤謬でないとすれば,詭弁であろう。前者は論者の論理的思考の欠陥故に図らずも,後者は論者の悪意故に自覚的に,なされるに過ぎない。
いずれにせよ,この段階においては,誠実な対応ではないことは明白である。前回の質問状と全く同じ内容の質問を,再度,内容証明で送付した。
意味
実は,今回のこのやりとりには,大きく分けて2つの意味が内包されている。そして,今回の回答によって,その2つの思惑が達成されつつあることを確信した。
確かに,「内容証明」の場合,虚偽を記述することは将来的な不利を招くことになる。従って,「内容証明による回答」を求められているにもかかわらず,「普通郵便で回答」するということも,一つの策である。
しかし,その行為自体が却って自らの不誠実さを証拠立てることになる可能性もある。というのは,事象の連関によって,各項の「意味」は,変わってくる。即ち,ある「事実」は,それが置かれている「意味」の連鎖の中で,それ自体の「意味」が反転する場合がある。そして,反転させることも可能である。
この様に記したところで,誰もそのことの本当の意味を,今は理解できないだろう。
誠実義務
昨日も体調がかなり悪かったのであるが,この不誠実さへの対応のために,殆ど徹夜をすることとなり,それでも無理に午前中に内容証明郵便を出しに行ったため,午後は倒れていた。
一度,まるでバケツで水をかけられたような寝汗をかき,それで目が覚めたので着替えをしたが,そのまま気絶する様にまた倒れた。ようやく起きたのは午後7時過ぎ。
旧ウェブ日記2008年11月30日付