帰宅すると,「文部科学省から電話があった」というので,控えてあった番号にかけた。〔実は昨日,講義用サイトに「文科省」のIPからのアクセスがあったので,今日あたりに動きがあるだろうということは予想がついていた。〕
「大学振興課」というところらしいのだが,以前に送った文書に対する返答だった。
メールサーバの件についてであり,「もしも事実であれば大学側の管理運営責任を問わねばならない」とのことで,「これから大学に注意勧告をするが,それに先立って事実確認をしたいということと,大学側に先生のお名前を出していいか,それとも匿名の形を希望したいか」ということだったので,「私の名前を出して頂いても構わない」と言った上で,文科省へ文書を提出した以降の大学の対応と,今現在も状況は全く変わっていないということを細かく伝えた。
すると,その担当者が言うことには,不達メールがあるという時点で,大学の責任を問えるということになるらしく,サーバが開封通知を勝手に送信してしまうという話をした時点で,こちらから「迷惑メール」対策云々の話をする前に,「そんなこと普通はあり得ないでしょう」と言っていた。
こうしたことが,新年度に入ってすぐに改善要望を再三行っているにも関らず,改善されずに今現在も放置されているという状況を話したところ,(゚Д゚ )ハァ? という感じだった。
もちろんこれだけで法的に云々はできず,省として大学の運営内容にまで立ち入ることはできないが,大学の管理運営能力の問題だということだった。
私がこの一ヶ月半ほど苦しめられてきたことは,まともな人間から見れば当然「異常」と写る事態なのだということを,客観的に理解できた。
大体,先日もビリヤードサークルの4年生に,私から連絡がつかなかったことで大学のメールサーバーに関するトラブルの説明すると,「普通の企業じゃ考えられないことですよね」と言っていたから,それが世間一般の判断だろ。
これまでの就労環境による健康被害については,どうすべきだろうか。これについても「異常」を通り越しているということは明白なのだが。
旧ウェブ日記2010年5月19日付