mdash
幾つかのクレームを入れた。そのうち二つは mdash の件であり,Yahoo Japan と JCB に対するものである。
前者はニュースの中で,後者はメールマガジンの中で,一般に禁じられているこの特殊文字を使用しているために,私の環境ではものの見事に文字化けしていたからである。そして,両者からは改善の意思のメールが私のもとに送付されてきた。
この様な大手企業が,私の様な素人でさえわかる誤りを犯し,平気でいられるのには黙っていられなかった。特に,前者は,ある意味でITの専門家集団ではないか。「知らなかった」で済まされる問題ではない。
選択
他のクレームは,もう少しシステム寄りのものである。
くだんのバッテリーリフレッシュサービスのことであるが,それを申し込むにあたって,私のもっている機種を選択し,「買い物かご」に進もうとすると,他の機種が選択された状態になる。そのために,これら異なる機種を同一のものとして表記して受注するという手続きになっているのかと思い,そのままで申し込みを完了させた。
すると,今日になって,私から送付したバッテリーが「申し込み時のものと相違しているが,このままで受け付けさせて頂く」というメールがきたので,「私が間違っているのではなく,貴社のシステムのミスである」とすぐに返信をした。
これは午前中のことであったのだが,午後になって,サービスセンターの方から直接に謝罪の電話があった。私のメールに酷く驚いたようで,大変に恐縮している様子だった。
私も,「システムにミスがあるというのはあたりまえだと思っていたほうがよく,むしろユーザの側からの報告によって,それを修正していくことが大切だ」と話した。ミスはミスとして,しかしそれでも,昨今の様々な企業の不祥事と事後の開きなおりに比べてみれば,実に誠実な企業姿勢ではないだろうか。
旧ウェブ日記2006年1月25日付