朝から書斎のエアコンがエラー信号を出して動作しない。至急,購入した家電量販店のアプリから修理申込みを行った。改めて契約書を見てみると,販売店の10年延長保証を付けていた。
書斎とはいっても5畳ぐらいで,しかも全面が書籍で埋まっているため,むしろ書庫と言ったようがよいかもしれない。だから,エアコンで温湿度を調節しないととても居られた環境にならない。そして,ずっと滞っていた作業を今日こそ纏めて行おうと思っていた矢先にこれだ……
エラーであることはエアコン本体のランプが点滅することからわかるのであるが,エラー内容については,コントローラーを操作することによって「エラーコード」を知ることができる。表示されているのは「U4異常」だった。
簡単に言えば,「室内機と室外機が通信エラーを起こす状態」で,主として室外機の基盤に関係する不具合だという。こういう場合,一度基盤を放電してから再起動してみると動作することがあるので,それを試してみた。
すると何度か初期動作を繰り返した後,再び動くようになった。
ただ,基盤に関するエラーが一度は出たわけであり,また,この機種を購入してから9年目に入るので,このまま専門業者に点検をしてもらい,場合によっては基盤や配線の交換をしてもらったほうがよいだろう。
やはり基盤にかなり錆が生じていたようで,首の皮一枚で繋がっていたようなものだったらしい。むしろ,これまで停止することなく動き続けてきたのが不思議なぐらいだったのだろう。
部品は基盤を初めとしてまだ在庫はあるようなのだが,10年を超えると徐々に手に入りにくくなるらしい。今回は基盤を交換したので,その点は安心なのだが,この先,他のパーツに異常が出た場合には交換工事が不可能になると考えたほうがよい。
ちなみに,今回は販売店の10年保証内の修理だったので,特に出張費や工事費などの料金は請求されなかった。保証は来年で切れるので,数年経って不具合が生じたときが替え時なのだろう。(2023/08/19 追記)