発作
市販の漢方薬を飲み続けているが,体調は良くも悪くもならない。ということは,効いているということだろう。従って,今のところ,この症状が過敏性腸症候群(あるいは「敏感性腸症候群」とも言う)である蓋然性が高い。
とはいうものの,私の場合には,その症状はきわめて軽いもので,一時的に突発的な腹痛を起こし下してしまう。症状が重く出る場合には吐くこともある。面倒であるのは,この様な強い症状は,予告もなく突然現れるということである。
不調の原因
前々から自らの不調の傾向を観察していた結果から,大学に行くと症状が悪化することがわかっていた。
最初は,免疫力が落ちたときに,大学で口にするもの(例えば「水」)に付着した細菌に感染したものだとばかり思っていた。しかし,どんなに気を付けてもダメで,大学に行く前の日から自宅で口にするものなどにも気を付けてみたが,全くダメだった。
風邪を引いたのだとも思ったことがあったが,大学に行くたびに風邪を引くというのも変な話だろう。過敏性腸症候群は精神的なものに大きく関係するので,これで合理的な説明がつく。
恒常的な鈍痛
それはそうと,気になっているのは,やはり左下腹部にときどき強く出る恒常的な鈍痛である。
超音波検査のときに,担当の看護士に「このあたりの臓器って何でしょうね?」と尋ねると,「腸である可能性がある」とのことだった。また,痛みも,鳩尾(みぞおち)から脚の付け根よりちょっと上までの間をときどき移動する。このような痛みの移動は,内科医によれば,腸疾患の典型だという。
内視鏡検査は来週だが,その結果がわかるのは再来週だ。いずれにせよ,それまで待たされるというのは,非常に疲れる。
旧ウェブ日記2007年2月23日付