湖の春NEW!

MUSICA

義務教育の教科書に載っていた歌で,脈絡もなくふと頭の中によぎる曲があるのだが,そのタイトルや歌詞はうろ覚えで,調べては忘れを繰り返しているので,備忘録として。

野上彰が作詞し畑中良輔が作曲(市川都志春 編曲)した『湖の春』という曲だったようだ。

一応ネット上では,この楽譜を販売しているサイトもあるのだが,歌詞が付いているのかどうかわからない。

歌詞は次の通り。

みずうみの岸辺に 咲きそめた花よ
色深いアネモネ なないろの花よ
過ぎゆく春の 静かな歩み
ひわの声も つややかに

はなびらにささやく そよかぜの歌よ
やわらかなひざしに 若草もゆれる
ゆうべを淡く パステル色に
空に遠く かかる月

この曲の調性はa-Mollで,バロックの調性格論では神秘的なものを表現するのに適している調であるが,まさにこういう曲調という感じがする。展開も,初めて聞くと意外な印象を受けるだろう。

何より,この詩がどういう背景の下に記されたのか,そして,この詩に何故この音楽が付されたのか,知りたいところなのだが,簡単にネット検索にかけただけではヒットしないようだ。

また,何らかの機会に調べてみようとは思っている。

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