古楽器 “Flauto traverso” に関連する内容。特に,演奏技術に関するものが多い。
Solo pour la flûte traversière, BWV 1013
Allemande このところクヴァンツの〈メヌエット ホ短調〉を使って基礎訓練をしてきたが,少し技術的に向上してきたところで,更に,基礎的な発音訓練をする必要性を感じ始めた。 そこで,再びバッハの〈無伴奏フルートの為のパルティータ〉BWV 1013 のアルマンドに取り組むことに
Minuetto e-Moll
このところ,Sarabande で発音の訓練をしてきたが,やはりあと少しタンギングの悪い癖を矯正した方がよいだろう。発音に集中するために,これまた有名な〈メヌエット ホ短調〉 を浚うことにした。先日の Sarabande 同様,“Fantasies and Preludes, G
Sarabande und Doubles für Flöte G-Dur
先週から,クヴァンツの有名な〈サラバンド ト長調〉を浚い始めた。 IMSLP では,これが収められている曲集は “Fantasies and Preludes, Giedde I.45” と付けられているのだが,どうも確定的な呼称はないらしく,“8 Capricier” と呼ばれ
Capricio VIII, QV. 3:1.21
クヴァンツのカプリッチオを一通り浚さらっているのだが,この B-Dur が最後の曲だ。B, C, Es, F の音色がこの調の性格エートスを決めてしまうので,このけたたましいスピードの中でも,それらの性格が浮き出るように訓練しなければならない。 横笛は,只でさえ体調が優れないとき
Für Elise
バッハ父子 不思議なことなのであるが,バロック時代を代表する「無伴奏フルート」のための作品は,テレマンの《12のファンタジー》を除けば,バッハ父子の2曲(BWV 1013, H.562/Wq.132)のみである。 しかも,バッハ父子は,それぞれ唯1曲のみを残しながら,それらは殆ど