キッチンで使っているビルトイン型の浄水器は,一年に一度カートリッジ交換をする必要がある。
既に購入はしていて,7月中には交換する予定だったのだが,体調も優れずなかなかその作業をする気が起こらずにいた。今日もそれほど好調というわけではなかったのだが,陰暦7月の朔日という節目でもあるので,作業を行うことにした。
この作業の面倒なところは,水を流してカートリッジ内部の空気を追い出す行程である。満遍なく水が浸透するようにするために,30秒おきに上限を反転させる必要があり,持ち上げながらその秒数を勘定するのは案外面倒だ。
ちなみに,この浄水器で「トリハロメタンや農薬など,JIS規格に定められた17項目の物質に加え,鉄(微粒子)・アルミニウム(中性)・有機フッ素化合物(PFOA及びPFOS),さらに,PFHxS(有機フッ素化合物の一種),ジノテフラン(ネオニコチノイド系農薬の一種)」の全てを除去できることが確認されている。
つまり,今問題となっているPFASの殆どを除去できると考えられる。
一般に,通常の水道水は徹底した水質検査行われているために,こうした物質が入り込むことは考えにくい。
しかし,集合住宅の場合,一旦屋上のタンクに溜め込んでその水圧で各戸に流しているために,そのタンク内部にどんな物質が紛れ込む恐れがあるかわからないし,地下水を組み上げた井戸水なども,土壌汚染を含めて水質の安全性を保つのは大変だろう。
とにかく拙宅では,汚染物質を極力身体に取り込まないようにすべく,飲用水はすべてペットボトルを箱で購入し,その他の飲食物に関してはこの浄水器を使用し,洗い物についてのみ水道水を使用している。
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