顧問
今日も目が覚めるなり腹痛がして起き上がるのが辛かったのだが,新年度初回の教授会があるし,その前に今年度引き受けることになった管弦楽団の顧問の仕事があったので,何としても行かざるをえなかった。
品川駅に着いたときには眩暈と吐き気があったのだが,少し休んでいたらおさまってきたので,白金校舎に向かった。
到着したときには午後1時半くらいだったが,図書館に行って,古典関係の書物を探していた。どうやら,私の研究に関係する書物の殆どは横浜校舎のほうにあるらしく,使えないということがわかった。
そうこうしているうちに,約束していた2時前になったので,教養教育センター共同研究室に向かった。以前にセンターの仕事をしていたTさんが今年から勤めることになったらしい。いつも丁寧に応対してくれる。お元気そうで何よりだった。
すぐにオケの係が到着し,顧問就任願いの書類に記名・捺印をした。だが,オケは毎年の恒例行事として,20日前後に新入生歓迎行事を行うために合宿所を使用することになっているとのことだったが,この書類が学生課で受理されないと,その顧問決裁をするウェブサイトにログインできない。
そこで,一緒に学生課に行って事情を話し,その場で形式的に顧問として決済をし,顧問就任が通ったと同時に有効になるようにしてもらった。学生関係の手続きというのは一刻を争うことが多いので(特に施設の予約などでは猶予がないことがある),こういうときはヒヤヒヤする。
暇人
その後,また教養教育センター共同研究室に向かい,ちょっとした仕事を片付けた。気が付くと,殆ど会議が開始した時刻だったので,大急ぎで会議室に向かおうとしたのだが,こういうときに限ってなかなかエレベーターが来ない。階段を昇降できるような体調ではなかったので,待たざるをえなかった。
会議室に入ると,既に始まっていたらしかったが,資料を取りに行って席に戻ると,突然マイクを渡された。何の説明もなかったのだが(文学部というのは「前提」のない誤謬推論が日常茶飯事だから),前のお二人が話しておられた内容から推して,研究休暇から復帰なさった方々の一言だということがわかったので,私も一言話した。
後から,一言も語る必要がなかったことを知ることになるのだが。
報告が主であり,私に直接することは全くといっていいほどなかった。そもそも「共通科目」について取り上げられることはない場であるし,私が一人でその仕事を担っているという事実も「無いことになっている」のであるから,私がその場にいるということも場違いなのであろう。
実際,先週の学科会議では私は何も仕事をしていない暇人であるということになっていた。
そういえば,明日は私は戸塚校舎で初回講義があるのだが,今年度新たに白金校舎でご担当になる非常勤講師の方を案内できない。物理的に不可能であろう。せめて案内だけでも学科の方にお願いしたいところなのだが,「共通科目」に関係することは学科の方では一切関係がないことになっているので,そんなことを口にするのも恐ろしいことだ。
そんなことを考えているとまた病気を悪化させることになりかねないので,講義のことに集中するとしよう。
旧ウェブ日記2008年4月9日付