今日も,先日わざわざ戸塚校地へ赴いて処理したはずの書類について,「押印」が必要だということで,ただそれだけの理由で呼び出された。もちろん,ただそれだけのために半日は潰れる。
藤沢駅周辺で昼食をとり,東海道線に乗り換えて戸塚に着くと,電車の到着時刻にわざわざ合わせるかの様に,教員用バスが発車した後だった。仕方がないので,一般のバスに乗車した。その費用は,はい,自腹です。教員用バスの利用を申し込んでいる教員には,戸塚駅から大学までの交通費はびた一銭も支給されないことになっているのだから。
さて,そうして不愉快な思いをしてまで事務に行くと,また職員が横柄な態度だ。
まあ,様々な事務処理をこなさねばならないのだし,サービス業ではないのだから,「いつでも愛想よく」などできないだろう。そして,こちらが散々不愉快な思いをして,ただそのことだけのためにここに到着したなどということは想像もできないのだろう。
そもそも,「品川校地への日帰り出張費」の支給は自己申請方式がとられ,申請書を提出する毎に,その金員が支払われることになっているのだが,先日届いたメールでは,「受領印が押されていなかったので支払うことができないから,支払いの際に押印ください」とのことであった。
このメールをよこした職員は,「常識」というものをもっているのだろうか。
そもそも,「受領印」というのは,当該の取り引きが済んだ後に押印されるべきものであって,「受領印が押されていなかったので支払うことができない」などと平気で宣うことのできる神経が理解できない。
まともな頭をもっていたら,「申し訳ございませんが,こちらは事務手続きの簡素化のために,支払い前に押印して頂くことになっております」くらいの文言を加えることはできるだろう。
こういう事務の素人が,自らの無能ぶりを棚に上げ,事前に何の了承もない事柄を押し付け,こちらがそれについて尋ねると,平気で不平を言ってくるというのが現状なのだ。
旧ウェブ日記2006年3月16日付