東海道線不通

MGU

混雑

朝から身体がだるく,少しふらついていた。痛みはなかったので,それでもましなほうだった。

5時限目を終え,これでやっと帰れると思って教員用バス乗り場から19時のバスに乗って戸塚駅に着き,そのまま改札口を入っていった。

すると,東海道線が停車したままになっている。しばらく待っていたが,「茅ヶ崎駅付近で線路に重機が落下した影響で運転を見合わせている」とのアナウンスが入ったので,そこへ来た横須賀線に乗り換えて鎌倉まで行き,江ノ電に乗り換えて藤沢駅まで行った。

かなりの遠回りになるので,それだけで1時間くらいかかったかもしれない。

藤沢駅に着くと大混雑になっていた。とにかく,JRの駅に入構して他社線を利用したので,SUICAの入構情報を修正しなければならないから,緑の窓口に行って並んでいた。しばらくすると,係員がやってきて,並んでいる人の用件を一人一人に尋ねていたが,私が「SUICAの入構情報の修正をしたい」と言うと,「改札口のところで駅係員に尋ねてほしい」と言われた。

その程度のことを,何故もっと早く教えられないのだろうか。

バス

駅に着いたはいいが,そこからバスに乗ろうとしたところ,バス停も混雑している。実は,この日,論理学の講義で紹介した論理学関係の参考図書を5冊も抱えていた。体調がそれほどよくない上に,昨年から痛めている肩に負担をかけ続けていたために,痺れてきていた。

それでタクシーを使おうとしてタクシー乗り場に向った。しかし,数十名単位で並んでいる上,なかなかタクシーが来ない。更には,前の馬鹿オヤジがタバコを吸い始める始末だ。

とにかく時間がかかってもバスのほうがまだましだろうと思って,バス停にもう一度戻り,しばらく待って来たバスに乗って帰宅した。帰宅して倒れ,しばらく動くことができなかったことは言うまでもない。

馬鹿体質

後で聞いたニュースでは,次の通りである。

26日午後5時20分ごろ,神奈川県茅ヶ崎市代官町のJR東海道線踏切で,トラックの荷台に積まれた重機が,踏切の高さ制限の鉄製ガード(制限4・5メートル)に接触し,踏切内に落下した。重機は午後7時45分,撤去されたが,東京~熱海駅間の上下線が午後9時ごろまで不通となった。この事故の影響で,特急「スーパービュー踊り子号」など50本が運休,25本が最大3時間半遅れ,約10万5000人に影響が出た。

私が構内に入る一時間半以上も前に事故が発生していたわけであり,その間,撤去作業もしていなかったわけだ。

更に問題なのは,またJRの馬鹿が,人が入構した後に事故情報を伝えるという相変わらずの馬鹿ぶりを発揮しているということだろう。

言っておくが,これが一つの路線で事故が起こったときの情報の混乱なのだ。この程度のことでここまで混乱するのであれば,震災などの被害の場合には,このJRの馬鹿体質のせいで被害が数十倍に拡大すること必至であろう。

大学も大学だ

17時に起きた交通機関の情報を,19時までの間に把握して,それを勤務員に伝えるということぐらいできるだろう。それをわざわざしないのは,勤務員に対して,そのろうねぎらうという心がないからであろう。

私がこの曜日に5時限まで講義をやっているのは,全学共通科目諸領域のコマは3時限目に入れないでほしいと言われているからである。本当ならば,2,3,4時限とやってサクサクと終らせて帰りたいものである。

だが,専門科目とやらが重要なのだそうで,教員の健康状態などどうでもいいらしい。少なくとも,今に至る迄,学部学科の人間に「ご苦労さまです」の一言も言われたことはない。

大体,5時限が終ってラウンジに戻ると,教員など3名ほどしかいない。そんなに開講数が少ないのであれば,もっと学部学科の専任教員はこの時限まで担当すべきなのではないだろうか。きっと,自分らが面倒なので,善良な人間に押し付けているに過ぎないのだろう。

まあ,どうでもいい。あと一週間は体調が元に戻らないだろう。


旧ウェブ日記2006年10月26日付

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