昼過ぎに横になっていたところ,突然,火災報知が鳴り響き,火災が発生したというアナウンスがインターホンのモニターから聞こえてきた。ずっとそれが繰り返し鳴り続いていたので,さすがに起き上がってモニターのところに行き,アラームをストップさせた。
ただ,その後も外からアラームとアナウンスが聞こえてきたので,ドアを開けて廊下に出たところ,館内全体のスピーカーから発され続けていたようだ。廊下を行き来して目視したところでは,特に煙らしきものも確認できなかった。ただ,メインエントランスには消防車が止まり,オートロックを解錠する段取りについて無線で確認している最中だったようだ。
その後,私の部屋から丁度反対側の端の階下の部屋の方に人が向かっているのが見えたので,そのまま廊下をそちらに歩いていって下の方を見てみると,丁度,消防関係の人たちが部屋に入っていき,戸口に理事会や自治会の方々が心配そうに立っていた。結果的には,キッチンでの子どもの悪戯が原因で報知器が作動したというだけのことで,実際に延焼が生じたわけではなかったようだ。
それにしても,こういうちょっとした問題が起きると,ここのマンションの理事会・自治会の方々は,自主的に現場に赴き,手分けしてその場でできる限りのことを迅速にしておられるので,住民も区分所有者も安心して生活することができる。築20年にはなる物件なのだが,こういう点が,単に金銭には直接反映されることはない資産価値をもつことになる。
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