数年ぶりに室内通気口の清掃とフィルター交換を行った。
さすがに粉塵で真っ黒になっていた。清掃の作業は,ほぼアルコールティッシュによる拭き掃除だけだったのだが,カバー(レジスター)部分は取り外して軽く水洗いした。
通常のマンションで使われている通気口の「カバー」は,単純な円弧状の羽根板になっている。換気システムとしては,浴室およびトイレから外に室内の空気を排出するわけだが,それに伴って,外気がこの「カバー」を通じて入り込んでくる。
このため,外の空気中を舞う粒子も勢いよく入り込んでくることになる。更に,室内外の温度差がある場合には,夏場は熱い空気が,冬場は冷たい空気が,入り込んでくる。
こうした粒子の侵入・外気温の影響を防ぐために,後付けのフィルターが工夫され,販売されている。私も,ここに入居した直後から,それを取り付けている。
ただ,実際に住んでいる居室の通気口専用のものであるわけではないために,取り付けるには多少無理がある。しかし,その不具合を解消するために,エアコンの壁穴を塞ぐときに使われているパテを使用して,周囲の形状を整え,隙間を塞いでいる状態だ。見てくれは多少悪いのではあるが,機能的にはそれで十分だ。
ところで,こうしてフィルターを取り付けたはいいが,フィルターそのものは定期的に交換する必要がある。これを取り付けたときに,10枚単位でまとめ買いしておいたのだが,今では殆ど手元に残っていない。それで購入しようとして,商品名を頼りに通販サイトを探したのだが,どこも売り切れの状態になっている。
そこでメーカーサイトをやっと見付け,調べてみたところ,新しいものに変わっていて,しかも,以前は10枚単位で販売されていたものが3枚で同じぐらいの値段になっている。
今回は交換したばかりなので,当分は必要ないのであるが,次回はどうやって入手すべきか考える必要がある。頭の痛いところだ……